Cinema 4DRedshiftテクスチャリングレンダリング

Redshiftのシェーダーグラフの基本操作方法を見てみよう!

数多くあるレンダラーの中でもRedshift(レッドシフト)は多くの3DCGアーティストが利用しているGPUベースのレンダラーです。

Cinema 4Dのマテリアルを組み合わせたり、リアルタイムでレンダリングが出来るなどCinema 4Dとの相性も良いのが特徴。また、Maxonに買収されたことで現在はCinema 4DとRedshiftが含まれたサブスクリプションも提供しており、サードパーティ製のレンダラーを利用してみたい方にもオススメです。

Cinema 4Dでマテリアルを作成する際、マテリアルエディタを使ってカラーや反射などのパラメータを調整して作っていきますが、Redshiftではシェーダーノードが用意されており、シェーダとパラメータの設定を組み合わせてマテリアルを作成していくことになります。

以前、be CG Artist!ではCorona Rendererにおけるノードマテリアルエディタの操作の方法を紹介してきましたが、Redshiftでも同じツールである「Redshift Shader Graph」が用意されています。

Cinema 4Dのマテリアルエディタとはまた少し違う見た目な上に英語のインターフェイスになっているので使いづらく感じてしまうものの、非常にシンプルな操作で出来ます。

Redshiftマテリアルを追加する

このRedshift Shader Graphを使うには、Redshiftのマテリアルを追加する必要があります。

マテリアルマネージャの「作成」、「Redshift」の中にある「Materials」の「Materials」をクリックするか、上部メニューのRedshiftの項目からRS Materialを追加します。

マテリアルマネージャに追加されたRS MaterialをダブルクリックしてRedshift Shader Graphを開きます。

Redshift Shader Graphの画面

Redshift Shader Graphでは左側にシェーダーノードの一覧、中央にはシェーダーグラフ、そして左側にはマテリアルエディタがあり、シェーダーを追加したりノードを繋いでパラメータを調整する形で理想のマテリアルを作成していきます。

デフォルトでは「RS Material」のノードが「Output」のノードにつながっている状態になっています。Corona Rendererでは「Material」ノードが最終的な出力先になっていましたが、Redshiftでは「Output」ノードが最終出力先になります

また、このRedshift Shader Graphは一つのマテリアルにつき、一つのシェーダーグラフを操作します。マテリアルごとのノードに切り替えたい場合はマテリアルマネージャのマテリアルをクリックしましょう。

ノードの接続と解除

ノードの接続を行う場合は接続元のノードのポートをドラッグして接続先のポートにドラッグした後にマウスボタンを離すだけです

接続を解除する場合は解除したい線(エッジ)をクリックするだけで、解除されます

なお、ノードの上部左右にある赤色と青色の項目にドラッグすると、デフォルトでは表示されていないポートに接続することが出来ます。下の例では「Light」の項目を選択してノードを接続しています。

ノードの追加と削除

左側のノード一覧から検索またはドロップダウンメニューから追加したいノードをシェーダーグラフにドラッグ・アンド・ドロップします

削除する場合はノードを選択して「Delキー」を押すだけです。

シェーダーグラフの移動

Corona Rendererの操作と同じく、Shader Graphの右上には2つの矢印アイコンが用意されているので、このアイコン部分をドラッグすることでパンとズームを使って移動することが出来ます。

右側の4方向の矢印はパン、上下の矢印アイコンはズームになります。

パラメータの操作

ノードを選択することによって右側のエディタに設定可能なパラメータが表示されます。

項目やパラメータが多くあるので全て紹介することは出来ませんが、RS Materialノードを選択して「Base Properties」の項目を見ると、Diffuse(カラー)、Reflection(反射)、Refraction(透過)など様々な要素がまとめられています。

また、「Preset」の項目からガラス(Glass)やIron(鉄)、Paper(紙)などのプリセットが用意されているので、とても便利です。

マテリアルの反映

Redshiftマテリアルの反映方法はCinema 4Dの方法と全く同じです。マテリアルエディタに表示されているRS Materialを適用させたいオブジェクトにドラッグ・アンド・ドロップするだけです。

Connect Node to Output

ノードのメリットの一つとして違う設定のノードを接続するだけで効果をすぐに反映できますが、ノードが多くなってしまうと線(エッジ)の接続&再接続が少々面倒になってしまいます

そこで便利なツールが「Connect Node to Output」。Redshift Shader Graphの上部メニューの「Tools」内にあり、ツールを使うことで選択したノードをOutputノードに簡単に接続する事ができます。

デフォルトではショートカットが設定されていないので、上部メニューの「ウィンドウ」、「カスタマイズ」の「コマンドをカスタマイズ」をクリックして、コマンドをカスタマイズのウィンドウで「Connect Node to Output」と検索し、指定したいショートカットを入力します。

ショートカットを設定することでサクッとノードを接続できるようになるのでオススメです。筆者の場合は「Cmd(Control) + Shift + O」に設定しました。

今回のチュートリアルで紹介した方法を覚えれば、Redshiftの基本操作には慣れると思います。次回の記事では画像を使ったPBRテクスチャをシェーダーグラフを使って適用する方法を紹介していきます

(MIKIO)

mikio

コマーシャルを中心に企画から撮影、編集などの映像制作に10年携わる。最近3DCG制作にも興味を持ち始め、学んだことを備忘録として残したり、独学で3DCGを学びたい初心者にもわかるようにbe CG Artist!では3DCG制作で役に立つチュートリアルを紹介していきます。

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